えっ⁉︎この家、安すぎ…⁉︎ 前編
こんにちは。
関西地方のとある町に住んでおります、まさと申します。
前回のブログ出会いはいつも突然で 後編 - 今日もリノベ日和では、我々夫婦が置かれていた現状をお話ししました。
自分たちの身の丈とは合わない贅沢すぎる希望を持って、なんとなく家探しをしていた我々の目に「売り家」と書かれた赤い看板が映りました。
時々ありますよね、赤い看板のかかった家。
赤い色にしているのは、当然たくさんの人の目についてほしいから。
でも、いつも思うんですが、我々の目って、結局都合のいいものしか見ていないんだと思うんです。
例えば、車に興味がない人が車通りの多い国道沿いを歩いていても、走っている車のメーカーや車種なんて目に入らないと思うんです。
でも、車好きな人だと、古い車だな!とか、珍しい車だ!スーパーセブン!なんてことを思ってしまうんです。
人間は、自分の興味がある対象しか目に入らないんだと思います。
ふとおねーさんを目で追いかけてしまい、妻に睨まれることも…⁉︎
今考えると、出会いだったんだと思います。
家探しが頭にあったからこそ、目に入ったその看板。
ふだんなら何気なく通り過ぎるところでしたが、なんとなく気になった私は、その物件を一周してみました。
でも「一周して」とは書きましたが、これがなかなか骨でした。
なぜならそれは、いわゆる「旗竿地」に建っていました。
「旗竿地」って、普段の生活をしていたら絶対に耳にしない言葉ですよね。
僕も、当然調べるまで知りませんでした。
家探しをしていると、こういう不動産用語にたくさん出会っていきます。
不動産業界で働いていないと、こんな言葉初めて聞いた!っていうのも多いです。
旗竿地って、次の図のような土地なんです。
まるで旗竿のような形をしているから、旗竿地。
そのまんまですよね。
上から見ると、たしかに旗竿の形!
でも、なぜこんな風になっているんでしょう?
それは、こういうわけなんです。
まず、この旗竿地を、次のように一つの大きな土地として売り出したとしましょう。
70平米の土地と、80平米の旗竿地がセットになると、150平米になります。
150平米だと、なんと約45坪!
郊外だとそのくらいの広さもよくあります。
でも、都市部でその広さだと…。
ちょっとお値段が張っちゃうんです。
だから、二つに分けてお買い求めやすくしたんです。
とはいえ、下の図のように分けてしまうと、細長すぎ!ですよね。
まあ、住めることは住めると思うんですが、ちょっと快適度は下がりますね。
というわけで、ある程度の広さで、そのまま一つの土地としては売りにくいから、奥まった場所を活かすためにこのような形になっているのですね。
周りを住宅に取り囲まれているため、ちょっと周りの目や生活音が気になります。
採光の具合も気になるところです。
そんな理由から、購入を見送る人も多いと思うんですね。
普通なら、私もそうだったと思うんです。
しかし、この家はちょっと目を引きました。
そこには、いくつかの理由があったんです。
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