今日もリノベ日和

築70年の家を買ってリノベーション中!

諸経費来襲! 後編

こんにちは。

関西地方のとある町に住んでおります、まさと申します。

 

前回のブログ諸経費来襲! 前編 - 今日もリノベ日和では、ふくらんだリノベーションの見積もりを、補助金を活用することでクリアできたと思った我々夫婦が、次々とやってきたいわゆる諸経費に苦しめられたというお話をしました。

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これから家を買おうとする皆さんには、我々夫婦のような苦しみを味わっていただきたくない!

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ということで、今回は、「何にいくらくらいかかったのか」を皆さんにはお伝えしたいと思います!


まず、項目だけ列挙してみます。

 

・手付金 
・土地建物購入時印紙税
・仲介手数料
・ローン手数料保証料
・リノベーション契約印紙税
・ローン契約印紙税
・司法書士手数料
・登録免許税
・不動産取得税
・固定資産税
・火災保険料
・住宅ローン分割手数料


…もう、考えるだけで頭がクラクラしてきますね!


一つ一つ解説していきます!


・手付金

前回のブログでもお話しした通り、不動産を購入する際は、契約締結後に簡単に解約できないように、手付金を納入するのが一般的です。

不動産価格の2割を限度として、1割程度になることが多いようですね。

我が家は、1400万円の物件でしたが、当初不動産業者から言われた手付金の額は200万円!

現金を手元に置いておきたかったので、交渉して100万円にしていただきました。

 

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・土地建物購入時印紙税

高額な契約書を交わす際は、印紙税を支払わなければなりません。

印紙税とは、法に則った契約書を結んでいる証拠・法を使う手間賃のようなものです。

取引の金額により額は変わります。

うちは1万円を支払いました。

 

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・仲介手数料

新築を建てたり買ったりする場合は必要ありませんが、不動産業者を通して中古住宅を購入する場合は、不動産業者に支払う仲介手数料が必要です。

うちの場合は、1400万円の土地と建物を購入したので、51万8400円の仲介手数料が必要でした。

仲介手数料の計算式は結構複雑なのですが、以下の式で簡単に算出てまきます。


(売買価格×3%+6万)×消費税


契約時に半金の25万9200円を、引き渡し時に残りの25万9200円を支払いました。


・ローン手数料保証料

銀行に支払うローンの手数料と、保証会社に支払う保証料をまとめたもの。

これが結構馬鹿にならない金額で、50万円ほどかかりました。

ネット銀行などだと、この保証料が無料になるところもあるようです!

我々夫婦は住宅ローンを自由に選ぶことはできませんでしたが、ある程度選択できそうな状況であれば、比較検討するべきだと思います。

ただし、保証料を無料にするということは、保証会社を通さないでローンを組むということであり、金融機関の貸し倒れリスクは上がります。

ですから、住宅ローン審査基準がかなり厳しくなることもあるようですね。


・リノベーション契約印紙税

リフォーム会社との契約時に用意する契約書に貼り付ける印紙代金です。

1万円を支払いました。


・ローン契約印紙税

銀行とローンの契約時に用意する契約書に貼り付ける印紙代金です。

こちらも、1万円を支払いました。


・司法書士手数料

物件の引き渡し時に必要になります。

物件の所有者を変更するための手続きを司法書士さんにお願いするため、その手数料が必要です。

我々夫婦は11万4829円を支払いました。

 

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・登録免許税

新たに取得した土地建物を法務局に登記することで、その土地建物が自分のものであると所有権を主張できるようになります。

我が家の場合は、31万5985円でした。


・不動産取得税

土地建物の取得後、半年ほどして役所から請求書が送られてきます。

不動産を購入した場合は必ず必要です。

我が家はまだなのですが、軽減措置を受ければ、数万円で収まるようです。


・固定資産税

不動産を所有している場合に毎年必要になる税金です。

不動産の評価額によって額は変わります。

我が家の場合は6万2200円でした。

 

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・火災保険料

これが盲点でした…。

新しく住宅を購入すると、何年か分の火災保険料をまとめて支払うことになります。

もちろん、あくまでも保険ですから、加入は任意です。

でも、入らないという選択肢は無いですよね。

一般的には、15年間などの長期間の保険料を一度に支払うようです。

しかし、現在進行形でリノベーションを行なっている我が家は、竣工までは長期間の保険に入れないとのこと!

で、とりあえず竣工までの期間のみの保険に入り、竣工後に再度長期間の保険に入ることになりました。

ということで、必要だったのは1年間分の保険料である4万6200円。

竣工後、また数十万円が必要となります…。


・住宅ローン分割手数料

こちらは、リノベーションをした際に必要になることが多い、独特な料金です。

リフォーム代金は、工事開始時と終了時にそれぞれ半金ずつをリフォーム会社に納めることが一般的です。

うちの場合は、リフォーム代金が1400万円と高額になったため、工事開始時・中期・完了時と、3回に分けての支払いとなりました。

ですから、その都度金融機関に必要な額を提示して融資をしてもらう必要があります。

その手数料として、我々夫婦は20万円を支払いました。


…どうですか、皆さん⁉︎

なかなかの金額ですよね!

ざっと合計してみると…

なんとその額およそ276万円!

 

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もう、乾いた笑いが出ますよね…。

 

この中には、購入費用の一部になる手付金や、住宅ローンを繰り上げ返済したときにいくらか返ってくる保証料も含まれていますが、それでもすごく大きなお金であることは間違いないですね。

 

もちろん、これら全てを現金で用意する必要はなく、住宅ローンに組み込むことができるものもあります。

ですが、住宅ローンに組み込めば組み込むほど利息も増え…となると、やはりいくらかは現金で支払いたいですね。


これは、あくまで一例です。

購入する住宅の価格や、選択する金融機関によっても変化します。

ぜひ、色々と選択肢を持っていただき、少しでもお得に住宅を購入していただけると嬉しいです!