諸経費来襲! 前編
こんにちは。
関西地方のとある町に住んでおります、まさと申します。
前回のブログでは、リノベーションの見積もりが予定より膨らんでしまったため、金策に走る我々夫婦が、様々な補助金制度を見つけ、それを活用したというお話をしました。
これで、ようやくお金の問題も解決!
たとえリノベーション費用がかさんでしまったとしても、もう怖く無いぞ!
どんとこい!
…と思いきや、ところがどっこい、人生はそれほど甘くはありません!
二度あることは三度ある、歴史は繰り返される!
住宅を購入する際、お金がかかるのは「購入費用」だけでは無いんです!
この数ヶ月で、一体何回お財布を開いたことか!
大きなものから、細々としたものまで、本当に色々支払いました。
…それはもう、本当に色々と…。
我々夫婦も、家を買うときにはいわゆる「諸費用」というものがかかるということは知っていました。
いくら我々夫婦が素人だからといっても、一般常識として、それくらいの知識はありましたよ!
…でも、ごめんなさい。
正直言って、予想以上でした。
まさか、こんなに色々とお金がかかるなんて!
次から次へと迫り来る諸経費!
前もって知っておけば、色々と準備もできたのに…。
これから新たに住宅を購入される皆さんには、我々夫婦のようなバタバタした状態にはなっていただきたくない!
せっかく希望に溢れた住宅購入なんですから、やっぱり気持ちよく最後までお通りいただきたいと思うんです。
以前も書きましたが、人間は何に不安を覚えるかといえば、「なんだかわからないもの」に対してだと思うんですね。
将来どんな病気にかかるかは誰もわからないので、保険に加入する。
もしかすると、仕事がなくなってしまうかもしれないから、万が一の時に備えて十分な貯金をする。
最近ほんとに多い災害。
何が起きても大丈夫なように、災害に強い家を建てたり、保険をかけたりする。
これから何が起こるかを予想して、それに対策をする。
そうすることで、不安が薄れ、気持ちよく現在を生きることができる。
将来に何が起こるかがわからないから、何も行動しないでは、現在を楽しむことはできません。
例えば、将来どのくらいお金がかかるかがわからないし、どんな風に成長するかが不安だからといって結婚せず子供も作らずという生活をしていたら、私の今のこの幸せは味わえなかったと思うんですね。
住宅購入も同じ!
自分の好きにできる家を買うというのは、ほんとに楽しいことなんです。
その楽しさを十分に味わうためにも、ぜひ不安を解消していただきたいです!
例えば、住宅購入の際に必要な頭金!
手付金!
なんとなく言葉は知っていても、それが何を意味するのかは知らないことが多いと思います。
まずは、頭金!
よく、不動産のチラシなどで「頭金無しでも購入可能!」という謳い文句を目にします。
俗に言う頭金とは「物件購入価格のうちいくらかは現金で支払い、住宅ローンの比率を減らす」ために支払うものなのですね。
ですから、チラシの謳い文句を正確にいうならば「今お金が無くても買えるよ!でも、月々の返済は増えるけど、何十年という返金のスケジュールに等分したらそれほど大金にはならないね!だから買って!」という感じなのです。
それに対して手付金!
手付金とは、契約のための約束金のようなものです。
不動産の契約は、一度白紙になったからといってすぐに次の買い手が見つかるわけではありません。
ですから、一方的に契約を破棄しにくいように、前もっていくらかのお金を売主に渡すことが必要なのですね。
ですから、頭金と違い、手付金は必ず用意しなければなりません。
その金額は、宅地建物取引業法で細かく規定されています。
一般的には購入価格の1割程度、上限は2割までと決められています。
ですから、3000万円の物件だと、300万円から600万円は用意しておく必要があるのです。
ですが、この金額は売主と買主の間での合意により決定されるため、極端なことを言えば1円でもOKになる可能性はあるわけですね。
(担保としての性質があるので基本的にはありえませんが)
この手付金は、支払えばその分住宅ローンの比率が下がるものですから、結局自分のお金なのですが、やはりいくばくかのお金は前もって用意しておく必要があるのですね。
我々夫婦の場合、1400万円の物件を購入するのに、100万円を手付金としてお支払いしました。
当初は200万円とのことだったのですが、後に現金が必要になるだろうということで、不動産業者と交渉して100万円にしていただきました。
…と、不動産業界で働いていたり、家を買ったりしたことがなければ、これらの用語についても全く知らないという方が多いのではないでしょうか。
我々夫婦もそうでした。
新しいイベントがあるたびに調べ、話を聞き、ひとつひとつクリアしていきました。
このブログが、次に家を買おうとされるかもしれない皆さんのヒントになればいいなと思います!
次の記事では、我々夫婦が何にいくらくらいを支払うことになったかを、具体的にお伝えできればと思います!
皆さんの参考になれば嬉しいです。