補助金×補助金×補助金 前編
こんにちは。
関西地方のとある町に住んでおります、まさと申します。
前回のブログ金額アップの罠 その④ - 今日もリノベ日和では、無事住宅ローンも通り、あとは着工するだけ!と思っていた我々夫婦が、見積もりの増額を受け、設備のコストカットをしたというお話をいたしました。
その結果、200万円のコストカットに成功!
…とはいえ、当初の予算からはまだ200万円のオーバーです。
この200万円を作るには、どうすれば良いか…。
当初伝えられた400万円と比べると、大幅な減額ではあります。
しかし、それほど簡単に作ることができる額でもありません。
我が家では、夜な夜な、夫婦会議が繰り広げられるのでした。
さて、ここまで住宅購入とリフォーム・リノベーションを進めてくると、我々夫婦の検索履歴は「リノベーション 〜」とか「リフォーム 〜」ばっかりです!
たくさんの、参考になるホームページやブログを拝見しました。
おかげさまでpv数も増えてきたこのブログも、どなたかのお役に立っているのかな…と思うと、少し嬉しくなります。
ほとんどの方が、家を買うって人生に一回あるかないかだと思うので。
体験談はいくら聞いても聞きすぎることはないですよね!
我々夫婦も、少しでもいいヒントがないかな…と調べていたところ、予想検索に「リフォーム 補助金」の文言があるじゃないですか!
補助金!
なんていい響きの言葉でしょう!
考えたこともありませんでしたが、たとえ1円であっても、助けていただけるのであればありがたいではないですか!
というわけで、ここからは補助金についてどんどん調べていきました。
調べていくと、本当に色々なことがわかってきました。
まずは、リフォームの補助金は、国ではなく、地方自治体が独自に行なっているということ!
さらに、そんなわけで、補助金の種類や額も地方自治体ごとにまちまちだということ!
古い家をリフォーム・リノベーションして、補助金を受けたい!と思っているそこのあなた!
人生で一番大きな買い物である住宅購入。
だからこそ、少しでもお得に買い物をしたい!
まずは、お住いの都道府県や市町村に問い合わせをしたり、それぞれの自治体のホームページをチェックしたりして、補助金について調べてみましょう!
ざっと調べただけでも、様々な自治体が、リフォーム補助金制度を用意しているようです。
日本は、人口減少局面に入りました。
ここから先、緩やかに総人口は減っていき、特に地方では運営が難しくなる自治体も増えるでしょう。
もちろん、いわゆる「空き家」も増えていくわけです。
空き家は、様々な問題をはらんでいます。
まずは、防犯上の問題。
長期間空き家状態にあると、不審者が侵入したり住み着いたりしやすくなります。
空き家が多ければ、犯罪に気がつきにくく、周辺の治安に大きな影響を与えるのです。
さらに、防災上の問題。
漏電や放火などが起こりやすくなる上、当然それに気づきにくくなります。
さらに、空き家それ自体の老朽化。
人が住まなくなった家は、不思議と傷みも早くなります。
レンガやブロック塀の倒壊、家の傾きなど、周りの住環境にも大きな影響を与えてしまいます。
空き家問題は、地方自治体にとって喫緊の課題の一つであるわけです。
このような背景があるからこそ、リフォームに対する補助金が用意されているのですね。
色々条件を見ていると、我が家も補助金にありつけそうかな?と思っていました。
しかし、重大な問題が一つ。
「補助金申請に関わる物件が、十分な耐震性能を有していること」
どの補助金にも、このような文言があったのです。
考えてみれば当然のこと。
今にも倒壊しそうな建物に補助金を出しても、空き家対策としては意味がありません。
あくまでも、その家に長期間住んでもらいたいからこそ、補助金を出すのですから。
しかし、これまでお話ししてきたように、我々夫婦が購入予定のこの家は築70年以上…。
つい先日も、耐震性能は無いに等しいという評価を得たばかり。
我々夫婦は、いかにして補助金を手にすることができたのか?
次回は、その辺りを詳しくお話しした後思います。