住宅ローン、二転三転! その③
こんにちは。
関西地方のとある町に住んでおります、まさと申します。
前回のブログ住宅ローン、二転三転! その② - 今日もリノベ日和では、リフォームの見積もりが膨らんでしまったことを受けて、ローンの増額を金融機関に相談しに行ったというお話をしました。
そびえ立つ!…ように見えてしまう銀行の自動ドア!
以前に結構ギリギリでローンが通った記憶があるので、増額の申し出をするのはやはり気が引けてしまいます。
「リフォームの見積もり金額が増えてしまって…ローンの増額をお願いできないかと…」
「わかりました!」
話が早い!
諸問題、これで解決か⁉︎
…さすがに、そうは問屋が卸しませんでした。
まず、いくら増額するのかということを確定して、保証会社に申請するとのことでした。
その上で、保証会社からOKが出れば、増額可能だとのことでした。
ということで、また何枚かの書類を書きました。
本当に、これまで何枚の書類を書いたことか…。
また、何にどれくらいのお金がかかるようになったのか、新たな見積書を提出してほしいとのことでした。
実は、この時点では、我々夫婦は「耐震補強」についての補助金を受けられないか?ということを考えていました。
そのためには…
1.まず、市に耐震性能の診断を申し込む
2.耐震性能に問題ありと診断されれば、補強計画を立て、市に提出する
3.許可が出れば、計画通りに工事
4.工事完了後、市の立入検査
以上の工程を、リフォームの前に済ませなければなりませんでした。
しかも、耐震補強だけに限定した契約書が必要だったので、この補助金を申し込むためには、住宅ローンとは別で耐震補強のためのローンを組まなければなりません。
最初は、このようなややこしい流れを踏んででも、なんとか補助金を手に入れようとしていました。
しかし、いくつかの問題点があり、断念しました。
まず1点目!
耐震補強の補助金申請に、かなり時間がかかるということ。
耐震性能の診断などもあるため、申し込んでから2ヶ月程度かかるとのことでした。
当然、工期もそれだけ延びることになります。
そうなると、今住んでいる家の家賃を数十万円余計に支払うことになってしまいますので、補助金を貰う旨味が相当減ってしまうのです。
次に2点目!
耐震補強だけの金額が400万円ほどになるため、その額だけ住宅ローンとは別でローンを組むと、金利がかなり高いものになるので、利子がかさんでしまいます。
なぜなら、リフォームローンは、住宅ローンとは違い、無担保のものが多いため、金融機関のリスクは上がってしまうからです。
4パーセント以上の金利も珍しくはありません。
やはりここでも補助金をもらうメリットは少なくなってしまいます。
最後に3点目!
これが一番の問題だったのですが。
実は、金融機関にローンの増額を申し込んだ時点で、土地建物の引き渡しまで2週間ほどしかありませんでした。
うちは、土地建物の購入代金に加え、リフォーム代金も住宅ローンと同じ金利で合わせて申し込んでいたため、引き渡しまでにこの融資の話を完了させる必要がありました。
しかし、先ほどの別ローンを組んで…という計画を進めると、また別の保証会社に申請して、それが通るかはわからないため、引き渡しまでに間に合わないかもしれないとのことでした。
それは絶対にまずい!
以上のような三つの理由から、我々夫婦は耐震補強の補助金を諦め、リフォーム補助金のみの申し込みにしようと結論を出し、住宅ローンに一本化して増額の申請書類を提出したのでした。