フラット35の壁 後編
こんにちは。
関西地方のとある町に住んでおります、まさと申します。
前回のブログフラット35の壁 前編 - 今日もリノベ日和で、我々夫婦がフラット35を使えば契約社員である自分達でも住宅ローンが組めるかも!と考えたというお話をしました。
そのときはこれで諸問題クリア!と喜んだのですが…。
我が家のリノベーションを担当して下さっているプランナーさんが仰った一言により、暗雲が立ちこめたのです!
「古い家ですから、もしかするとフラット35適用外かもですよ。」
…そんなの、聞いてないよ!
フラット35とは、これまで繰り返し述べているように、国が様々な立場の人によりよい住環境を提供する目的で設定したものです。
ですから、あまりに古く、快適とは言い難い中古住宅だと、制度の趣旨に合わないということで、対象外にされてしまうんです。
例えば、あまりに狭い家だと快適とは言えませんよね。ですから、戸建で70平米以上、マンションで30平米以上の広さが必要という基準が設定されています。
そのほかにも、断熱・耐火・床下防湿・防水・結露防止など、色々な項目があり、調査の結果対象物件であると認定された場合のみフラット35が適用されるのです。
そんなの、知らなかった!
そういえば、不動産広告には、よく見ると「フラット35対応物件」などと書いてあることがありました!
わざわざ「対応物件」なんて書いてあるということは、書いていないものは「対応していない物件」だということですよね。
気がつかなかった!
考えてみれば、そりゃそうだ!
というわけで、次は我々夫婦が見つけたこの物件がフラット35の適用物件となるか、上記のすべての項目について、一つひとつ調べていただきました。
ここはOK、ここもOK、ここも、ここも…というプランナーさんの頼もしい声。
その声を聞いているうち、だんだんと安心感が強くなってきました。
いけるんじゃないか⁉︎
が、しかし!
小さく「あっ」と声を出したプランナーの方の声が耳に入りました。
次の瞬間、おもむろに立ち上がり肩を落とすプランナーの方。
「残念です、基礎の高さが一部足りません。」
調査項目には「地面から基礎の上端まで、または地面から土台の下端までの高さは40cm以上」とありました。
家の周囲のほとんどはクリアしていたのですが、残念ながら、ほんの一部分、一部屋だけ、高さが30cmしかありませんでした。
当然フラット35は適用されません。
契約社員でもローンが組めるとの触れ込みのフラット35なのに。
その10cmの差が、契約社員の我々夫婦がこの家を買う最大のハードルとなってしまったのです。
我々夫婦の住宅ローン計画は、またもや暗礁に乗り上げたのです…。
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