リフォームするか?リノベーションか?前編
こんにちは。
関西地方のとある町に住んでおります、まさと申します。
前回のブログ奥義!ホームインスペクション!後編 - 今日もリノベ日和では、購入を考えている物件を住宅診断していただき、多少の傷みはあるものの、十分に再生可能だという回答をいただいたお話をしました。
設備を新しくし、機能を回復させるために必要だと言われたその額は、1000万円!
住宅購入あるあるかもしれませんが、金銭感覚がどんどんおかしくなります。
1000万円って、高いのか?安いのか?
大金なのは間違いないのですが、相場も何もわからないズブの素人の我々夫婦は、もう言われるがままです笑
実は、最初に内見した際、案内していただいた不動産業者の方との話では…
「これ、リフォームするとすればどのくらいかかりますかね?」
「そうですね〜300万円くらいですかね〜」
「ほう、そんなもんですか!」
「ええ、古いですけど綺麗に使っていらっしゃいましたからね〜」
というふうに、リフォームに300万円程かけてもらえれば…という回答をいただいていました。
でも、ホームインスペクションをお願いした業者の方の話しでは、1000万円とののとでした。
はて⁉︎この違いは?
700万円は看過できない違いですよね!
ここには「リフォーム」と「リノベーション」の違いが関係しているのだと思います。
この2つ、どちらも古くなった住宅に手を加えて住みやすくするという意味では同じものです。
違いは、改良の度合いによるようです。
「リフォーム」は、平たくいえば「原状回復」です。
これは、マイナスになった状態を、ゼロまで戻すということです。
つまり、新築当時と同じかそれに近いところまで状態を戻すことをいいます。
具体的には、クロスの張替え、水回りの入れ替え、外装の塗り直しなどをする場合を指すようです。
トイレや風呂・キッチンなどの水回りって、一番傷みが目立ちやすいところなんですよね。
頻繁に使う上に傷みやすい。
ここを変えるだけでも、かなりスッキリします。
クロスを貼り替えたり塗り替えたりすると、印象ががらっと変わります。
ただ、印象ががらっと変わるとはいえ、それは「元に戻る」だけ。
あくまで「若返って見える」ということなんですね。
次に「リノベーション」です。
そういえば、「リノベーション」って、結構最近聞くようになった言葉ですね。
これは、かいつまんで言えば「価値の向上」です。
原状回復の「リフォーム」に加え、プラスαの機能を持たせることをいいます。
つまり、新築当時以上の性能を備えた住宅にするということです。
古いしつらえの住宅設備を現代的なそれに置き換えることも含むようです。
例えば、耐震性能の大幅な向上や、間取りの変更、水回りの移動などが当てはまるようです。
一階にあったキッチンを二階に持っていったり、壁を抜いて大きなLDKを作ったり。
それはまさに「生まれ変わる」と表現できるかもしれません。
「リフォーム+イノベーション=リノベーション!」
ある程度自由に決められ、工事も大規模なものになるため、料金もそれなりのものになることが多いようです。
ということで、不動産業者の方が仰った300万円とは「リフォーム代金」であり、住宅診断をしていただいた方が仰った1000万円とは「リノベーション代金」だったということなんです。
さて、我々夫婦の選択は…⁉︎
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